常に片手は空けておきたい話
自分も早いものでもう30後半で、気づいたらアラフォーだ。
歳を取れば取るほど年月が経つのが早い気がしている。
それもそうだ、よく言われるように、10代の頃の1年と30代の1年とではその密度が違う。
15歳だったとしたらその1年は1/15、35歳だと1/35だ。何やってるか分からないうちに1年が過ぎてしまう。
特に自分の場合なんかそうだ。
仕事が忙し過ぎ、という話もあるかもしれないが、それ以上にこれまでは酒を飲んだりなんかして時間を浪費していたからなおさらだと思う。
酒を辞めた今、多少なりとも時間が出来たと思う。今からでも挽回していきたいと思って、いろんなことに取り組んでいるところだ。
それもこれも、頑張っているのは、いままで自分は結構なチャンスをミスミス見逃してきたなぁと後悔してるからだ。
そういう風に改めて感じたのが、自分の尊敬する人が新しいプロジェクトを始めるのに人を募集していたのだが、あまりに本業の方が多忙過ぎて手を挙げられなかった。
自分のcapability的に近い仕事を募集されていたにも関わらず応募できなかったのはすごく後悔している。
チャンスというのは一瞬で目の前を通り過ぎる。
「幸運の女神の前髪」という話を聞いたことがある。
幸運の女神には後ろ髪はないから、通り過ぎたらもう捕まえられないという話。
これまでも同じような経験がよくあった。
こういうプロジェクトを始めようと思っているんだけど、参加してみないか?
今度ここに行こうと思ってるんだけど来ない?
でもそういう時に限って忙しかったり、都合が悪かったりする。
いつの時も、余裕を作っておかないと、準備しておかないといざチャンスが来たときに飛びつくことができない。
だから、いつチャンスが来てもいいように、常日頃から片手は空けておく、そして準備しておくことが大事だ。
暇は全力で作っておいた方がいい。
物事やしがらみは極力失くして身軽にしておいた方がいい。
守るもの、面倒みないといけないものは減らした方がいい。
単純なことから始めていいんだと思う。
毎日一つ効率化する、毎日一つなにかを捨てる。
スッキリすることで余裕が生まれる。
あとはいろんなことを一生懸命やりすぎなところもあるかもしれない。
誰も見ていない、やっても仕方ないところは手を抜く、もしくは全くやらないなど。
少しずつの積み重ねが差を生むんだと思った今日でした。
1%の努力、より。