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毎日の積み重ねが大事 → とりあえず日記として始めます

インプットはアウトプットを前提に考えると良い話

最近よく思うのが、ひどく記憶力が落ちた気がするということ。歳を重ねてきているということも多分にあると思うのだけども、それにしてもひどい気がする。そんな中で物事を記憶していく、というのはなかなか難しいものがあると思うのです。

 

なので、最近の目下の関心事は自分の記憶力をいかに向上させるか、ということです。もちろん体質や体調的なところ、そして上にも書いたとおり歳、というのもあると思いますが、そんな状態でも少しでも記憶力が向上できないか、ということをこの本から探ってみました。

学び効率が最大化するインプット大全

学び効率が最大化するインプット大全

 

 

結構話題にもなったので、ご存知の方も多いかと思いますが、精神科医の樺沢さんが書かれた著書で、学んだこと、読んだことを記憶に定着させるにはどのようにするのが最も良いか、ということを紹介してくださっています。

 

結論からすれば、「アウトプットを前提にインプットしていること=AZ(アウトプット前提)」ということなのですが、これが世の中に浸透し始めたのも最近のことではないでしょうか。

(だったら、アウトプット大全の方を紹介しろよ、という話かと思いますが、それはまた今度)

皆さんの周りにもたまにいらっしゃるかと思いますが、やたら博識でいろんなことに詳しい人ってほんとになんでも詳しいですよね。

そういう人って、やっぱりインプット時の頭の使い方、思考の仕方が違い、そして何よりたくさんアウトプットしているからなんだと思います。

 

アウトプットについては別の記事で書こうかなと思いますが、一旦、どのようにインプットすべきなのかを私なりにまとめたのが以下。

 

  1. インプットはアウトプットを前提に行う
    これは上にも書いた通りで、自分が以下に学んだ知識をアウトプットしていくか、を意識しながら書いていく、ということが超絶大事になってくると思います。
    よく「人に教えると自分の理解が深まる」とか言いますが、人に教えることを前提に物事を学ぶと記憶に定着しますよね。かたや、試験対策でとりあえず詰め込んだ知識って、まぁ後から使えない。そして覚えてない。
    何気に読んだ本についても同様です。1か月後、いや1週間後、下手したら3日後も覚えてない。。。はっきり言って時間の無駄ですよね。。。そんな風にならないためにもアウトプットを前提として学ぶと記憶への定着はすこぶる良くなると思います。

  2. 「人に教える」というのが大事
    上にはアウトプットって書いてますが、これって確かにそうですが、単純にアウトプットしてるだけだと効果が半減すると思っています。例えば、自分のノートに書き取る、メモする、だけだと取り合えず書き取った、ってだけで使う機会もなく、結局知識としてお蔵入りしてしまうだけなのですが、それを人に教えよう、伝えようという感覚を持つと、下手なことを教えられない、伝えることはできない、とプレッシャーが働き、より記憶に残りやすいんだとか。
    なので、全部の学びをブログにしたり、出版したりする必要はないと思いますが、少なくとも何か一つ自分の考えは公衆にさらされているんだ、誰かが見ているんだ、という感覚を持ってアウトプットできる何かを持っていた方がいいと思います。

  3. 学んだことをどう活かせるか?という意識
    目的なく、本や情報に触れても、結局「あ~、いい話を聞いたな」となってしまって、これも結局記憶に残ることはありません。何気なく読んだ記事や本で出合う知識でも、常に「これがどう自分の人生に活かせるか」ということを意識してインプットすることでこれも記憶の定着に一役買ってくれます。

 

自分の過去を振り返ってみると、もう少しこういった頭の使い方をしてたんだと思うんですよね。「これは何に使えるか?」「あ、これは面白そう。こういう発想もあるんだ」と。その時って、ものすごく楽しくって、そのインプットをベースにいろんなことを考えれていたような気がします。この本を読んで、そんな昔の感覚を取り戻させてくれました。

是非お勧めです。